「ヤコブ1:14 人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。
1:15 欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。」
欲について辞書で調べると、
*「食欲・性欲・睡眠欲・物欲・金銭欲・知識欲・自己向上欲・名誉欲・自己顕示欲」と九つの欲が書いてありました。
御霊の実と同じ数ですね。御霊の実も九つありまして、
*「愛・喜び・平安・寛容・親切・善意・柔和・誠実・自制」でこの御霊による九つの実は、よい実と言えますが、欲から出た九つの欲の実は、悪い実と言えるでしょう。また、この欲による悪い実は、この世から出た物で悪魔サタンに属します。人間の欲は御父から出たものではなく、この世から出たものだからです。良い人、悪い人を見分ける時、聖書は実を見て判断しなさいと教えています。ここに上げられた、九つの良い実と悪い実は、その人を見分ける為の助けと成ります。聖書では、欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。と教えています。
イエス様が悪魔に誘惑を受けたように、私達も誘惑を受けます。神様が私達の事を全て、ご存知のように悪魔も知っています。悪魔は私達の内側にある肉の欲を利用して、おびき寄せて誘惑するのです。そして、罪を犯させ、最終的には、滅びへと導くことが悪魔の目的です。誘惑に会う事は、悪い事ではありませんが、自分の欲に引かれて悪い選択をする事が悪い事です。イエス様の様にキッパリと誘惑を退ける事が大切な事です。しかし、人間は弱いので、誘惑に負けてしまいます。そんな時私達の助け主である御霊なる聖霊の力によって、悪魔に勝利する事を学びました。
Comments