「ヤコブ 1:14 人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。
1:15 欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。」
聖書では、正しい事を行わない事は、罪とされたいますがここでは、罪を犯すと言う罪の事を言っています。罪とは、人の内にある欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのですと言っています。欲に引かれて、おびき寄せられたり、誘惑されると言うのは悪魔の性質と同じものです。この事によって、欲が罪を生みその罪が熟すと死を生みます。罪の結果が死であると言う事です。しかし、この御言葉の中に、少しばかりの救いが有ります。それは、「罪が熟すると死を生みます。」と言う所です。ここでは、「罪を犯すと死です。」とは言っていません。罪が熟すと言っています。熟すとは、果実が熟すのに時間がかかる様に、時間をかけて罪を犯し続けるなら死を生みますよと言っています。罪を犯し続けるならと言う事です。時間については、神の領域なので、どのくらい罪を犯し続けるなら死を招くかは、私達には分かりませんので、人間の弱さの故に罪を犯したとしても、罪を犯し続けてはいけませんと言う事です。
罪を犯したなら、すぐに悔い改めて方向を変えて神様の願う方向に歩みを変えましょう。悔い改めるとは、神の方向に向かうと言う事です。これ以上罪を犯しませんと言うよりは、罪から離れて、神に従って、良い行いに歩む事が本当の悔い改めである事を学びました。
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