「ヤコブ4:17 こういうわけで、なすべき正しいことを知っていながら行わないなら、それはその人の罪です。」
私達は、罪を持ったまま天国に入る事は出来ません。なぜなら、イエス様は私達の罪を取り除くために十字架に掛かって下さって、私達の真っ赤な罪を真っ白にして下さいました。それによって私達は義と認められて、救われたのです。罪を持った時点で不義になり、悔い改めによって、罪が赦されて義とされます。ですから、私達は罪から離れ罪を犯さない様に心がけますが、しかし、聖書は、自分が行わなければならない正しいことを行わないのは、罪ですと言っています。聖書で言っている罪とは、何か罪を犯す事ばかりではなく、正しい事を行わない事が罪だと言っています。正しい事を行わない事が罪だとしたら、私もいつも罪を犯す者です。なぜ正しい事を行わない事が罪だと言う事が次の御言葉に書かれています。
「エペ2:10 私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをもあらかじめ備えてくださったのです。」
初めに神は人間を良い行いに歩む様にキリスト・イエスによって、神の作品として作られました。そして、その歩むべき良い行いをもあらかじめ備えて下さいました。神様は人間を良い行いをする為に作られ、その行いも備えて下さったにもかかわらず神に背き良い行いに歩まない事は、神に対する背きの罪となり、同じ様に正しい事を行わない事は背きの罪と言う事です。私達は、日々御霊の実を結ぶ信仰生活を送る事によってのみ天の御国へ入る事が出来るのではないでしょうか?
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