ヨハネの手紙第二1章10節
「1:10 あなたがたのところに来る人で、この教えを持って来ない者は、家に受け入れてはいけません。その人にあいさつのことばをかけてもいけません。」
私達のところに来る人で、キリストの教えの内にとどまっている教えを持ってこない者は、「家に受け入れてはいけません。その人にあいさつのことばをかけてもいけません。」とヨハネは教えていますが、この頃、異端的な偽りの教師たちが教会や教会員の所を巡回訪問していた事に対して、注意を与えています。ヨハネは、偽教師達を受け入れてもてなしてはいけませんと教えています。異端者が噓を広めることの手助けになってはいけません。もし、信者達が彼らを招き入れもてなしたとしたら、彼らの異端の教えおも、受け入れたとみなされる事を忘れてはいけませんと教えています。
この世には、多くの間違った教えがあふれています。気を付けなければなりません。罪びとを愛をもって受け入れる事と、異端者を愛をもって受け入れることは、全く違います。今の時代、「考え方は多少違っていても愛をもって受け入れ一つとなりましょう。」と言いながら、偶像崇拝
や死者礼拝を密かに受け入れ、異端を秘かに持ち込んでいます。しかし、神と悪魔は一つとはなりません。神と悪魔は正反対のものです。善と悪、平安と不安、幸福と不幸、正しさと偽り、命と死、光と闇、この様に神と悪魔は一致する事はありません。だまされてはいけません。愛は寛容だからと言って、どんな事でも受け入れる事が出来るわけではありません。神は愛に富み寛容でとてもやさしい方です。しかし、イスラエルの民が二万四千人滅びたように、罪にはとても厳しい方と言う事を学びました。
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