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  • 阿部陽二

今週のメッセージを通して神様が教えて下さった事無題のブログ記事


【抜粋】

【聖書箇所】

ヨハ14:27 わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。

27節の前半に「わたしは、あなたがたに平安を残します。」と「わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。」と同じ様な言葉が繰り返されていますが違う所は、「平安を残します」と「平安を与えます。」と言う所ですね。では、最初の平安を残すとはどの様な意味でしょうか?この場面は、イエス様が父のみもとへ帰られる前に、弟子達に自分がこの世を去った後に弟子たちが心を騒がして不安に陥らないように、弟子たちに平安を残してから父のみもとへ戻りますと言う事です。では、弟子たちにどの様な平安を残したのでしょうか?まずは、助け主である、聖霊様が与えられると言う約束です。

イエス様が父のみもとに戻られたら、天の父にお願いして、イエス様の代わりに弟子たちに、助け主として聖霊様を与えて下さると言う事と、その助け主は、いつまでもあなたがたとともにいて下さるから、安心しなさいと言う事です。その助け主である聖霊がすべての事を教えてくださり、また今までイエス様が弟子達に話した全ての事を思い起こさせて下さるから、安心しなさいと言う事です。

次に、「わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。」と言うのは、約束は、必ず実行されると言う事を、「与えます。」という言葉でだんげんしています。約束に対する確信を、意味します。

次に、「わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。」とありますがイエス様の与える平安と世の与える平安とは、どう違うのでしょうか?

平安とは、平和とも言われます。「平安」はヘブライ語でシャロームと言います。シャロームの原義(本来持っている意味)は、「健全」「安寧」(あんねい)「繁栄」で精神的、物質的、個人的、社会的に満たされている状態を示します。簡単に言えば、すべての面で秩序だって、安定して繁栄と祝福の喜びに満ちた状態の事です。ちなみに安寧とは、「世の中が平和で安定し秩序だっている状態」を示しています。またこの平安は、神に基づいていて神と人間との間に正しい関係がある事によって生まれてくる平安です。

イエス様の与える平安とは聖霊様が私達イエス・キリストを神の御子と信じる者の内側に内住して下さる事による神の平安で、神様がいつも共に居て下さることの神の平安です。神に従う者を、愛し、守って下さり、完全なる勝利を与えて下さる神の平安です。世の与える平安とは違います。この世の平安は、一時的なものです。問題が解決してもまた、問題がやってきます。しかし、神の与える平安は、問題の中でも神様が必ず祝福して下さると言う神の平安です。

「あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。」

とありますが、心を騒がせる事や恐れる事は、平安とは、反対のものです。不安の現れです。イエス様は、わたしがあなたがたに与える平安は、世が与える平安とは、違うのですから、心を騒がせたり、恐れてはなりません。と言っています。やがて来る世の終わりに完全なる勝利の基づいた神の平安は、なにものも太刀打ちできない平安です。ましてや、世の終わりの時の敗者であるサタンには、何もできません。

これほどの、大きな平安が、与えられて居るあなた方は、心を騒がせたり、恐れてはなりません。と言う事です。このことは、今を生きている私達にも、あてはまります。イエス様が私達クリスチャンに完全なる勝利を約束して下さっています。サタンを足の下にする権威が私達クリスチャンに与えられています。私達も、心騒がせてはなりません、恐れてはなりません。既に勝利しているのですから。

ペテロは、イエス様が十字架に付けられようとして居る時、不安や恐れから

イエス様を知らない、私とは何の関係もないと、3度も言ってしまいました。

まさにこの時、ペテロは心騒がせ、恐れていました。しかし、心を騒がせ、恐れていたのは、ペテロだけではなくペテロと、ヨハネ以外の弟子達は恐れのあまり逃げ出し、その場所にさえも居ませんでした。そんな、心の弱いペテロや弟子たちが平安を取り戻したのは、復活のイエス様と再会した時でした。

そして、イエス様は、40日間弟子達と共におられてから、父のみもとへ戻りました。弟子達は、以前のように心騒がせ、恐れを抱いた者もいたと思います。しかし、弟子達はまた平安を取り戻します。それは、五旬節にイエス様が約束された、イエス様の代わりの助け主である、聖霊が弟子達に天の父から与えられた時から、弟子達は完全なる勝利の力を与えられ、神の大きな平安を得たのです。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤ及び地の果てまで伝道しました。

あなたがたは、いつも平安で居なさい、心を騒がせたり、恐れたりしてはいけません。心を騒がせたり、恐れたりする時には、そのわずらいを神様に相談しなさい。そうすれば、神の平安があなたの心や思いを一番良い形で守ってくれると言う事です。この一番良い形とは、人が考えてこのようになってほしいと言う願望や願いを遥かに超えた神の計画が実現するのです。その計画はあなたにとってあまり好ましくない事であるかもしれません。しかし、その計画があなたにとって一番良い計画なのです。何故なら。あなたを愛して幸せにしたいと願う神の計画だからですと言う事を学びました。

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